08. 分光器の工作(2010/08/15,22)

8/15、8/22の二週間に渡って、算数の授業を「分光器の製作とその原理」に変更しました。

学び場さくら塾(小学生の部)では、既存の学習塾のようにカリキュラムが明確に決められていないので、テストの結果に還元されない思い切った指導が出来ます。

だいたい、新しい指導は算数の時間(40分)が削られることが多いです。ここ最近は、小学校4年生から6年生の全学年の児童を対象に、日本地理を攻略しようという取り組みを行っていました。


さて、今回のさくら塾は小学生には少し難解な光の性質について、指導することになりました。ただ、話をするだけでは、面白くないので、手を動かして分光器を作ることにしました。京都大学北野研究室の簡易分光器のページを参考にしました。



【分光器の材料】

簡易分光器 Ver.3 ひらがなバージョンを厚紙に印刷する。

扇形に切断したCDを用意する。

【必要器具】

のり

はさみ

カッター


大学生でも作るのが難解な分光器を気温が30度を超える中、一生懸命作りました。



この暑さでも集中力は途切れません。




制限時間の40分で、すべての児童が分光器を作り上げました。注意すべき点は、スリットを切るところです。大事をとって、大学生がカッターで切れ目を入れました。


40分以内に二個も作る猛者も出てき、たくさんの分光器が小学生の手によって作られました。


デコレーションテープで装飾された分光器まで現れました。彼らのクリエイティビティには頭が下がります。

製作後、分光器をのぞきこみ

・光に色の成分が詰め込まれていること

・太陽の光は白く見えるけれど、本当はいろんな色が混ざっていること

・光が波であるということ

・波の長さ(波長)によって色が変わること

を説明しました。




最後にこの授業のお土産として、「一家に1枚光マップ」をA3用紙に二枚コピーして配布しました。


なんだかんだ文句を言いながら製作していましたが、楽しそうな雰囲気で今回も授業を終えることができました。

参考

周波数と波長