02. 責任とやりたいことのバランス(2011/05/06)

これから数回の記事で、さくら塾の成り立ちの経緯について書きます。構想を練るだけでは、何も始まらないので、私たちはまず、街の活動家、筑波大学の先輩、市議会議員、大学教授、地域の会社員、ベンチャー企業の社長など、様々な人たちに会って相談することにしました。すると、次のような示唆が得られました。

* 責任を持たせるため組織体系を厳格にする
* 万が一の事故のため、保険をかける
* 不適切な交際関係に発展しないように十分注意する
* 関係者への連絡を怠らないようにする
* 適切な指導場所の選択

学生同士だと、どうしても、教育内容のみに目がいきがちです。しかし、社会人は、責任の所在を鋭く突いてきました。社会を巻き込むことは、責任の所在を明らかにすること。数多くの相談を通じて、学生の間に責任という意識が芽生え始めました。人様のお子さんを預かることは、一筋縄でいかない。改めて、厳格なルールが必要だということを感じました。かといって、がんじがらめにルールで学生や生徒を縛っては、さくら塾のフレキシブルな指導ができません。それだと、単なる学習塾と同じになってしまう。成績を上げることも大事だけど、普段の社会の中で会うことが出来ない大学生と、同じ時間を共有することがもっと大事なんだ。まずは、はじめないと!

意志決定をする主体は、あくまで学生なんだ。結局、できるだけ周囲の要望に応え、最大限の配慮をしつつも、私たちのやりたいことをやろうということで意見が一致しました。


まだまだ、相談しただけで、何も始まっていません。ここで、学生たちの意見合意をはかり、「なんとなく無理そうそうだ」という空気を断ち切りたかったのです。