04. 近況報告(2010/06/01)

前回の記事から、3週間以上が経過しました。この間に、学び場さくら塾に大きな出来事がたくさん起こりました。ここでは、二つの進展を取り上げます。

まず、授業そのものがスタートしました。5月11日に中学生の部の初回授業が始まり、5月16日に小学生の部の授業が始まりました。教育に熱意を持った学生たちの努力によって、第二回目の授業で、早速新入生が入ることになりました(現在は、運営の関係上、受け入れをしていません)。

次に、遂に大学公認の学生組織になることができました。これで、学内で学び場さくら塾の広報活動が可能になり、今まで学生側が負担していた印刷費が提供されるようになりました。

わたしは、筑波大学生の潜在的なパワーにただただ感動しています。考えてみて下さい。優秀な大学生が、無料でわざわざ自分の家の玄関から30秒のハナレに勉強を教えに来てくれるんですよ。運営主体が述べるのもおかしいことですが、これは信じられないことです。だって、大学周辺に点在する学習塾に行って教師として登録すれば、簡単にお金がもらえるのにもかかわず、対価を一切受け取らずに指導をしているのですから。

本音を語ると、わたしは学び場さくら塾が、ここまで急成長を遂げるとは思ってもみませんでした。これほどの数の学生が、学習ボランティアに興味を持っていたとは、想像することが出来ませんでした。

当初、学生仲間5人程度でこじんまりと始めるつもりでした。まずは、はじめてみて、その後うまくいけば拡大していけばいいかな、とゆったりと構えていました。とはいっても、相談したがりで、チームプレーを好むわたしは、同じような取り組みの団体に連絡を取ってみることにしました。

幸運にもそこで繋がったのが、つくば市立桜中学校で放課後指導しているFree Educationでした。代表の内藤さんに話を持ちかけたところ、快く協力していただけることになりました。当時は具体的な案が全く固まっていなかった状態でしたが、極めて有用なアドバイスを頂きました。まもなく、Free Education副代表の挾間さんと繋がりました。彼は、さくら塾とFree Educationをつなぐ担当窓口に応じてくれたので、連絡が密になりました。そうして、Free Educationの学生メンバー50人と潜在的なコネクションを持つことになりました。

Free Educationの強力な支援により、いまや30人近くの学生が関わる組織になりました。また保護者の皆様の温かい協力体制と、地域住民からの適切なアドバイスも大きな推進力になりました。諸々の信頼関係が構築され、遂に5/27に、大学の公式組織にもなりました。


本日、中学生の部の指導開始からちょうど1ヶ月が経過します。学び場さくら塾は、やっと土俵に上ったばかりです。周囲の協力は心強いものの、まだまだ不安定で未熟な組織に相違はありません。今後、継続的に成果を出す団体にしていくには、学生、保護者、地域住民、大学との信頼関係の強化が欠かせません。運営陣の一人として、学生が気持ちよく活躍でき、生徒の学力が上がるような仕組みを作るべく、日々努力していきます。今後とも、よろしくお願いします。