09. 第一期を終えて(2010/08/23)

久々のブログ更新です。

5月開始の学び場さくら塾第一期が終わろうとしています。中田が関われるのも明日(8/24)の授業で最後となりました。振り返ってみると、この約4ヶ月の間、学び場さくら塾は大きく成長しました。

さくら塾が取り組んだことは、具体的には次の4点でした。

  • 中学生に英語、数学の学習指導に当たった
  • 小学生に百マス計算、漢字、算数、地理、工作など多彩なプログラムを提供した
  • 集会所で留学生や芸術学群生を招いて交流会を行った
  • 守谷の中学生にTALK SESSIONを行った

私は、本塾で単なる教科指導を施すだけでなく、筑波大学をもっと小中学生に知ってもらいたいという想いで、企画を遂行してきました。


「地域活性化」

「人と人をつなぐ」

「大学ブランディング」

巷では、このような口当たりのよいことばが流布しています。しかし、キーワードばかりが先行し、具体的で継続的な取り組みに至っていないのが現状ではないでしょうか。私は、このことにとても悲しい気持ちがしておりました。だから、さくら塾では、少しでも上記のキーワードを見えるカタチで実行できないかと考えてきました。


さくら塾は、現状に対してひどく不満足な組織であります。

社会の「当たり前」を、別視点から捉え、熔解し変容させ、別の枠組みを作りたいという大学生ならではの若さを内包しているのが、この組織なのです。

権威や肩書きのない学生が、自分たちで考え「教育」という得体の知れない取り組みを具体的なカタチにしていく。この創造のプロセスの中で、成長に繋がるきっかきが鏤められていることに私は気づきました。

交渉の行き詰まり、仲間の背信、企画の度重なる変更・・・

表面には見えませんが、何度も何度も挫けそうになりました。夜も眠れないこともしばしばありました。それでも、困難を乗り越える時、いつもサポートしてくれる方々がおりました。

保護者の皆様、地域住民、学生メンバー、アドバイザー、T-ACTコンサルタント・・・

さくら塾は、家庭教師や塾のように人との関わりが制限された団体ではありません。まだまだ、周囲の支援なくしては成り立たない組織です。しかし、それは良い面でもあります。周りとの距離が近い分、自分が望むヴィジョンをすぐに伝達することが可能です。学生の教育に対する展望が、この組織をカタチ作っているすべてです。


以上より、次を引き継ぐ代表には第二期、第三期の展望を常に見失わず、果敢に挑戦していってもらいたいと思います。学生組織の成功は、バランスシートで測定することは出来ません。しかし、コミットすればするほど、あらゆる能力を引きのばすことが出来ます。小中学生の学力向上のみならず、大学生の成長を促す組織にさくら塾がなっていくことを期待しています。